【兵庫 神戸】激うま鯖ラーメン‼ 『鯖の上にも三年』

今回は三ノ宮駅の一角にある、ラーメン店『鯖の上にも三年』を評価していこうと思う。鯖とラーメンという異色の組み合わせは、果たしてうまくマッチするのであろうか。

鯖の上にも三年

三宮駅東口から徒歩一分、フラワーロードを少し路地に入ったところに、今回紹介するお店『鯖の上にも三年』がある。

店主の鯖好きが高じて、2021年6月にはじめたラーメン屋。店をオープンしてからまだ3年もたっていないというのが驚きだ。兵庫県のラーメン屋ランキングBEST10に、たったの2年目で見事にランクインしているのだ。

2021年といえば、コロナ禍真っ最中だが、世間にこの味を問いてみたいという情熱を抑えきれず、出店してしまったそうだ(笑)誰もが「やめとけ」というであろう、とんでもない時期に出店して、たった2年でここまで上り詰めてしまうのだから、驚愕だ。

お店の雰囲気

こじんまりとした自己主張の少ない寿司屋のような外観が、いやが上にも期待値を上げる。

中に入るとL字型のカウンターのみとなっており、テーブル席は皆無だ。こだわりの強い大将が営んでいる寿司屋のような雰囲気で、個人的にかなり好きだ。ラーメンだけでなく、店の外や中までラーメンと魚を上手く組み合わせている、店主の芸術性の高さには、脱帽である。

コスパ

鯖そば元味 900円
鯖そば醤油 950円
ストロング 1050円
焼き鯖まぜそば 1300円
ストロング&ダイブ飯 1100円

今回、小生がチョイスしたのは、飲む焼き鯖と呼ばれるストロングとセットのご飯をつけた「ストロング&ダイブ飯」だ。このチョイスが大正解であったことは、着丼してからすぐにわかった。

鯖の旨みを凝縮したドロッとしたスープが、麺にしっかり絡みつき、思わずため息がでるほどの旨さだ。

店主曰く、焼き鯖の身と椎茸を白濁するまで煮込んだパイタン系のスープということだ。

鯖の味がしっかりと訴えかけてくるが、決してしつこすぎず、魚独特の臭みも全くない。本当にラーメンとうまく融合している。だからスープをがぶ飲みしても、不思議と胃がもたれることは、小生の場合はなかった。(これは人によると思う)

そして大満足で麺をすべて平らげ、お楽しみのダイブ飯だ。ご飯をスープに浸し、口に流し込む。ここで小生は、ストロングが「飲む焼き鯖」と呼ばれる所以が、わかったような気がした。

夢中でご飯をスープにダイブさせていると、いつの間にか完食。
まさに食べるというより、飲むと言ってもいいほどあっという間だった。

総合評価

雰囲気 ☆☆☆☆☆

文句なしの満点である。家族連れは少し入りずらいかもしれないが、逆に言えば一人客はかなり入りやすい。寿司屋とラーメン屋の中間といった雰囲気が個人的にドストライクだった。誰に急かされることもなく落ち着いた雰囲気で、鯖ラーメンを味わえるだろう。

コスパ ☆☆☆☆

こちらもほとんど文句なしだ。ただ小生が一つだけわがままを言わせてもらうとすれば、ご飯の量をもう少しだけ増やしてほしいということだ。もっともこの店のスープには、ご飯が何杯あっても足りないことは間違いない。

味 ☆☆☆☆☆

もう採点する必要もないだろう。鯖とラーメンの融合という天才的アイデアをこの世に出してくれた店主さんに感謝である。機会があれば、是非他のメニューも食してみたいところだ。
いや必ずまた訪問するだろう。

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