【大阪　西成】コスパ抜群！？1900円の牡蠣みそ鍋　『すき焼　鍋物　なべや』　

どうもマサルです。今回小生がお邪魔したのは、西成にある鍋専門店、『すき焼　鍋物　なべや』である。昭和の懐かしい空気感が残る街並み、西成区。そんなディープスポットで、確かな人気を誇る『すき焼　鍋物　なべや』。果たして、どんな味を楽しませてくれるのだろうか？

すき焼　鍋物　なべや

三角公園から目と鼻の先にある『すき焼　鍋物　なべや』、名前の通りの鍋専門店だ。
昭和を感じさせる、雰囲気のあるお店の佇まい。これは期待できる。

お店の雰囲気

店内に入ると、大半は２人用テーブル席、4人用テーブル席で占められていたが、左側に4人掛けカウンター席も配置されていた。１人客にとってはありがたいことだ。

やはりというべきか、地元民の常連さんたちでガヤガヤ賑わっていたが、別に肩身の狭い思いをすることはなかった。もしテーブル席しかなかったら、少し気まずかったかもしれない。

場所柄、少し行きずらく感じる人もいるかもしれないが、全く心配無用なので安心してほしい。

昭和にタイムスリップしたかのような、店内の活気あふれる雰囲気が、小生には居心地よく感じさせた。

コスパ

今回小生が注文したのは、牡蠣みそ鍋1900円＋生ビール中600円だった。
だが牡蠣みそ鍋以外も、驚愕のコスパで提供している。上記の写真をよく見てほしい。「おいおい、安すぎやしねぇか」とこちらが心配になるレベルである。

鶏ミンチ鍋　1130円
たらちり　　1350円
鶏水炊き　　1130円
豚ちり　　　1130円
鶏肉すき焼　1000円
豚肉すき焼　950円
牛肉すき焼　1000円
鶏肉鉄鍋　　1100円
豚肉鉄鍋　　1030円
牛肉鉄鍋　　1150円

このご時世これだけの価格で、鍋を提供しているお店は日本中探しても、あまりなかろう。
牛肉すき焼にいたっては、吉野家もびっくりの1000円札のみである。完全に大阪クオリティである。
これだから大阪はやめられない（笑）

味

見てください。人間の食欲をそそらせるために存在するかのようなこのフォルムを。
「どうぞ今すぐ自分をお召し上がりください」と言っているような気がするではないか。

だが味噌がいい頃合いまで溶け、白菜がしなるまで待つ。約5分くらいだろうか。

諸君よ。想像してくれ。

しっかりと鍋に煮込まれたプルプルのカキを口に運ぶ。ほんのりと甘い味噌が、カキのエキスと調和し、噛めば噛むほど口の中で両者が交じり合う。

決してけんかすることなく、味噌の甘味とカキのエキスがしっかりとしたコクのある味わいをうみだす。またカキのエキスと味噌の出汁を、たっぷりと含んだ白菜もこの鍋の魅力だ。だが食後にひとつ後悔したことがある。ご飯を頼み忘れた！！！

野球するのに、バットを忘れたような致命的なミスである。

総合評価

雰囲気　☆☆☆☆

地元民で賑わい、活気のあるお店である。僕はとても好きだった。だが一部の人によっては、少々ひとりでは入りずらさを感じるかもしれない。もちろんカウンター席もあるし、安心してほしいことは前に述べたとおりだが。

コスパ　☆☆☆☆☆

言うまでもなく満点である。これだけの量と質を兼ね備えながら、驚きのコスパを叩き出している。これ以上「もっと安くしろ！」なんていえば罰があたるってもんだ。

味　　　☆☆☆☆☆

こちらもどれくらいの味を求めるかは、各々異なるので一概にはいえないが、小生にとっては、リピートしたいと思えるほどの文句なしのおいしさであった。