今日は僕が最近読んだ中で、かなり面白かった漫画を紹介していこうと思う。
『マイホームヒーロー』を知っているだろうか？
推理小説おたくのふつうのサラリーマン男性が、娘を守るため、半グレやヤクザを相手に奮闘するという物語だ。
この記事を読んだ後でも十分に楽しめる程度のネタバレを含みつつ、主要な部分を避けながら、マイホームヒーローの魅力を伝えていこうと思う。
あらすじ
ごく普通のサラリーマンの鳥栖哲雄は、大の推理小説好きで、自分自身でも小説投稿サイトに作品をあげているほど。ある日、哲雄は娘が顔に怪我を負っていることに気づく。娘には否定されたが、哲雄は違和感を抱き、尾行するが、半グレの仲間にそれを発見され、暴力をうけ、自分自身もケガを負った。
いよいよただ事ではないことに気づいた哲雄は、娘の住むマンションにこっそり入りこみ、手がかりを探ろうとする。しかしなんとそこに運悪く訪ねてきたのは、娘の彼氏だった。咄嗟にロッカーに身を隠すと、何やら仲間と電話をしていた。電話の会話内容から ・資産家である妻の実家の財産を狙って、娘に近づいたこと ・過去に二人の女性を殺害していること ・尾行されていたことを知り、娘も殺すと相手に怒鳴っていること。鳥栖はロッカーの中で、娘を守るため、この男の殺害するのだった。そして推理小説で得た知識を使って、死体の証拠隠滅をはかるが・・・
マイホームヒーローの魅力 こんな人におすすめ
つづいては、この漫画が刺さる人の特徴を挙げていこうと思う。
ハラハラドキドキ、次の展開がよめない物語が好きな人にはぜひ読んでもらいたい！！！
逆に感動系やヒューマンドラマ、ほのぼのした雰囲気のストーリーが好きな人には、おすすめできないかもしれない。
普通のサラリーマンが犯罪組織と戦う設定が好きな人
ごく普通の人が危険な犯罪組織を相手に頭を使って、娘を守るために戦うという設定が好みな人にはおすすめだ。大ヒット海外ドラマのブレイキングバッドの設定と結構似ている。主人公が普通の一般人だからこそ、より共感できるし、力ではなく頭を使うという設定も中二病をくすぐられる。そんな設定が好きな人にはぜひおすすめしたい。
展開が読めない物語が好きな人
本当に次から次へと問題が降りかかり、息つく暇を与えてくれないのが、この漫画の魅力だ。ヤクザや半グレといった犯罪組織が絡んでくるため、かなり手ごわく、主人公たちも綺麗ごとだけでは対抗できなくなる。そのため、時には娘を守るために、非道な手段を用いる主人公がリアルでとてもよかった。主人公が絶対的【善】というわけではないので、展開が読みにくく、二転三転するのが、ハラハラできて、ドはまりできること間違いなしだ。
推理小説に出てくるトリックが好きな人
主人公が推理小説オタクということで、かなり凝った犯罪トリックが描かれている。しかも探偵側から推理して、トリックの種を見破るのではなく、犯人側から完全犯罪の計画のために、トリックが練られるのが、新鮮でおもしろい。トリックを考察したりするのが好きな人にも是非読んでもらいたい。
まとめ
というわけで、本日はマイホームヒーローを紹介した。登場人物たちもかなり個性的で、個人的にもっともっと人気の出るべき作品だと思ったで、是非あなたにもチェックしていただきたい。
